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医師から他業種に転職!医師免許を活かせる職種や転職する際の注意点を解説

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日々の激務に疲れ、他業種への転職を考えている医師も少なくありません。実は医師免許を活かせる職種は意外と多岐にわたるのです。製薬会社、保険会社、研究職など、医師のスキルを発揮できる場があります。

一方で、転職には失敗のリスクもあるため、準備や計画をしっかり立てて行うことが大切です。本記事では、医師が他業種に転職する際のポイントを詳しく解説します。ぜひ最後までお読みください。

医師免許を活かせるおすすめの転職先8選

医師として臨床に携わる以外にも、医師免許を活かせる職種は多々あります。ここでは、医師からの転職先としておすすめの8つの職種を紹介します。それぞれの職種の特徴や魅力を解説するので、自分に合った転職先を見つける参考にしてください。

健診医

健診医は、健康診断を行う医師の役割を担う職種です。病院勤務のような不規則な勤務や、命を預かるような重い責任がなく、比較的ゆとりを持って働けるのが魅力です。

特に、家庭との両立を重視する医師や、ワークライフバランスを大切にしたい方におすすめの職種と言えるでしょう。

産業医

産業医は、企業で働く従業員の健康管理を行う仕事です。定期健康診断の実施や職場巡視、従業員への保健指導など、予防医療の視点を持って企業の健康経営に貢献できるのが魅力です。

近年は企業の健康経営への関心の高まりから、産業医のニーズも高くなっています。特に、これまでの臨床経験を予防医療の分野で活かしたいと考える医師におすすめの職種です。

研究医

研究医は、基礎医学研究に従事する職種です。最先端の研究に携わり、新しい治療法の開発などに貢献できるのが魅力です。

特に、臨床だけでなく研究への関心が高い医師や、アカデミックなキャリアを目指したい医師におすすめの職種と言えるでしょう。大学や研究機関への転職が一般的ですが、製薬企業の研究職に転職するケースもあります。

介護老人施設の常勤医

介護老人保健施設で常勤医として働くのも、医師からの転職におすすめの選択肢の一つです。入所者の健康管理や医療ケアを担当し、施設でのチーム医療の中心的な役割を担います。

病院での診療とは異なり、高齢者の日常的な健康管理に重点を置いた働き方ができるのが特徴です。ゆとりを持って働きたい方や、高齢者医療に興味がある方におすすめです。

保険会社の社医

保険会社の社医は、生命保険の引受査定や支払い査定に関する業務を行う仕事です。医的判断を要する業務において、医師の専門性を活かせるのが魅力。

オフィスワークが中心で、規則的な勤務が可能なため、ワークライフバランスの取りやすい職種とも言えます。臨床経験があり、保険業務に興味がある医師におすすめです。

メディカルドクター

メディカルドクターは、製薬会社で医薬品の開発や市販後の安全対策に携わる職種です。専門性の高い医学知識を活かして、新薬開発に貢献できるといった魅力があります。

規則的な勤務が可能で、働きやすい環境が整っているのも特徴の一つ。特に、臨床でのニーズを踏まえた医薬品開発に興味がある医師におすすめです。

公務員(医系技官・矯正医官)

医系技官・矯正医官は、国家公務員や地方公務員として働く職種です。厚生労働省などの行政機関で医療政策の立案に携わる医系技官、刑務所などの矯正施設で勤務する矯正医官などがあります。

社会への貢献度が高く、やりがいを感じられる点が魅力です。福利厚生も充実しており、ワークライフバランスを重視する医師におすすめです。

公衆衛生医師

公衆衛生医師は、保健所などの公的機関で地域住民の健康増進や疾病予防に取り組む職種です。個人の診療ではなく、地域全体の公衆衛生の向上に寄与できるのが魅力です。

感染症対策や生活習慣病予防など、幅広い分野で活躍が期待されます。地域に密着した働き方を希望する医師や、予防医療に興味がある医師におすすめの職種と言えるでしょう。

【医師以外】医師におすすめの転職先3選

医師として培ってきた知識やスキルを活かしつつ、新たな環境で働きたいと考えている方も多いのではないでしょうか。ここでは、医師免許を持つ方におすすめの、医師以外の転職先を3つ紹介します。それぞれの職種の特徴や向いている人物像を解説するので、転職を考える際の参考にしてみてください。

医療系サービス企業の会社員

医療系サービス企業の会社員としての働き方は、医療関連のアプリ開発や情報サービスの提供など、医療とITを結びつけた分野で活躍できます。医師としての専門知識を活かしつつ、テクノロジーを用いて医療の課題解決に取り組めるのが魅力です。

特に、医療現場の課題に問題意識を持ち、イノベーションを起こしたいと考えている方におすすめの職種と言えるでしょう。

コンサルタント

医師からコンサルタントへの転職も、近年増えつつあります。医療機関の経営改善や業務効率化の支援など、医療分野に特化したコンサルティングを行う企業で活躍できます。医師としての現場感覚を活かしつつ、ビジネスの視点から医療の課題解決に携われるのが魅力です。

特に、将来的に病院経営に携わりたいと考えている方や、医療とビジネスの両方に興味がある方におすすめです。

弁護士

医師から弁護士への転身を果たす人も、一定数存在します。医療訴訟や薬事関連の法律業務など、医療分野に特化した弁護士として活躍できます。医学と法律の両方の知識を活かして、医療トラブルの解決や患者の権利擁護に貢献できるのが魅力です。

弁護士への転身には、ロースクールでの学習が必要になりますが、医療と法律の架け橋となって社会に貢献したいという思いを持つ医師におすすめのキャリアパスです。

医師の転職なら転職サイト・エージェントがおすすめ

医師の皆さんは、キャリアチェンジを考える際に、どのようなサポートが必要かお悩みではありませんか。医師としての専門知識やスキルを最大限に活かしながら、新たな業種に挑戦するためには、適切な情報収集とサポートが不可欠です。

そこでおすすめなのが、転職サイトやエージェントの活用です。以下では、医師の転職に特化したおすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。

関連記事:医師転職サイト・エージェントのおすすめ9選!選び方のポイントも解説

エムスリーキャリア

引用:エムスリーキャリア

エムスリーキャリアは、国内最大級の医療従事者向けポータルサイト「m3.com」を運営するエムスリー株式会社が提供する、医師専門の転職エージェントです。20万件以上の豊富な紹介実績と、経験豊富な専任のキャリアアドバイザーによるサポートが特徴です。

エムスリーキャリアでは、大学病院、総合病院、診療所など、全国各地のさまざまな医療機関から集めた幅広い求人情報を取り揃えています。常勤職だけでなく、非常勤職や開業支援なども対応可能で、医師のライフステージやニーズに合わせた多様な選択肢を提供。また、専任のキャリアアドバイザーが、医師一人ひとりのキャリアプランや希望に合わせたきめ細やかなサポートを提供します。

【エムスリーキャリアがおすすめの人】

  • 常勤の求人を探している医師
  • 転職するときの条件が決まっている医師
公開求人数 約21,000件以上
非公開求人 あり
対応エリア 全国
取り扱いのある求人の種類 常勤/非常勤/スポット
転職サポート あり:書類作成サポート、内定後の退職交渉、入職後のオンボーディングなど
利用料金 無料
運営会社 エムスリーキャリア株式会社

マイナビDOCTOR

引用:マイナビDOCTOR

マイナビドクターは、人材サービスでの豊富な実績を持つ株式会社マイナビが運営する医師専門の転職エージェントです。医師の転職支援に特化し、全国13地点に拠点を配置することで、地域に根ざしたきめ細やかな転職サポートを提供しています。

マイナビドクターの大きな特徴は、業界トップクラスの豊富な求人数です。常勤・非常勤合わせて約30,000件以上、スポットも約3,000件以上の求人を取り揃えています。全保有求人の約3割を占める非公開求人には、好条件の求人も多数含まれています。

もう一つの特徴は、手厚い転職サポートです。キャリアパートナーは医療業界に精通したプロフェッショナルで、求職者の希望をヒアリングし、求人紹介だけでなく書類添削や面接対策、条件交渉、入職後のアフターフォローまで一貫してサポートします。オンラインでの面談にも対応しているため、時間のない医師も相談しやすい環境が整っています。

【マイナビドクターがおすすめの人】

  • 初めての転職で手厚いサポートを受けたい医師
  • 非常勤やスポットなど、多様な働き方を希望する医師
公開求人数 35,000件以上
非公開求人 あり
対応エリア 全国
取り扱いのある求人の種類 常勤/非常勤/スポット
転職サポート あり:応募書類の添削、病院の見学、面接日時の調整、面接対策など
利用料金 無料
運営会社 株式会社マイナビ

リクルートドクターズキャリア

引用:リクルートドクターズキャリア

リクルートドクターズキャリアは、大手人材会社リクルートが運営する医師特化型の転職エージェントです。医療機関の情報収集から求人情報の確認、面接の設定、面接への同行、採用条件の交渉、内定に至るまで、医師の転職活動を手厚くフォローしてくれます。

30年以上の実績に裏付けされた正確な情報と、業界の常識を踏まえた経験豊富なアドバイスが強みです。ときには背中を押し、時には客観的な意見も伝えてくれる、医師の代理人であり成功する転職のためのパートナーとしての役割を担っています。

豊富で質の高い求人情報を常時把握しており、医師に代わって情報の詳細や医療機関の方向性なども確認。複数の選択肢から希望に合う職場を見つけられるようサポートします。また、面接日程の調整や面接対策なども行い、本番に集中できる環境を整えてくれます。採用条件の交渉も代行してくれるため、希望の条件で入職しやすくなります。第三者の立場から医師の本音を丁寧に誠実に伝えることで、納得のいく転職を実現に導いてくれるでしょう。

【リクルートドクターズキャリアがおすすめの人】

  • 転職に必要な情報収集を効率的に行いたい医師
  • 客観的なアドバイスをもらいながら転職を進めたい医師
公開求人数 約19,000件
非公開求人 あり
対応エリア 全国
取り扱いのある求人の種類 常勤/非常勤/スポット
転職サポート             あり: 見学や面接などの段取り、条件交渉
利用料金 無料
運営会社 株式会社リクルートメディカルキャリア

医師が転職する際の注意点

医師が転職する際の注意すべき点は、主に以下の通りです。

  • 転職のタイミング
  • 転職先の診療体制や設備
  • 自身のキャリアプランとのマッチング
  • 職場の雰囲気や人間関係
  • 契約内容(給与、勤務条件など)

転職のタイミングは、現在の職場での立場や責任、引き継ぎ期間なども考慮に入れて決める必要があります。転職先については、診療体制や設備が自身の専門分野に合っているか、希望する設備が揃っているかを確認しましょう。

また、自身のキャリアプランとのマッチングも重要な点です。職場の雰囲気や人間関係は、実際に見学するなどして事前に把握しておくことが望ましいでしょう。契約内容については、給与や勤務条件など、詳細を書面で確認し、疑問点があれば事前に解決しておくことが大切です。転職を決める前に、自身の目指すキャリアビジョンを明確にし、それに合った選択をするための十分な情報収集と慎重な検討が必要です。

まとめ

本記事では、医師から他業種への転職について、医師免許を活かせるおすすめの職種や転職する際の注意点を解説してきました。医師免許を活かせる職種としては、健診医、産業医、研究医などが挙げられます。また、医療系サービス企業の会社員、コンサルタント、弁護士など、医師以外の職種でも活躍の場があります。

また転職する際には、キャリアビジョンの明確化、年収の変化の把握、転職のタイミングなど、注意すべき点があります。慎重に検討し、準備を十分に行いましょう。

医師から他業種への転職は、人生の大きな決断になります。本記事にて紹介した専門性の高い転職エージェントを活用することで、自分に合った転職先を見つけ、納得のいく転職を実現することができるでしょう。

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